結婚相談所独自の制度に仮交際というものがあります。
仮交際とは、お見合いをしてお互いにもう1度会いたいと思った人とデートを重ねていく状態です。
友達以上恋人未満な期間になります。
今回は仮交際の考え方やデートの進め方を解説していきます。
仮交際とは
友達以上恋人未満の期間になります。
仮交際期間は長くても3ヶ月程度です。
デートの回数は3回から5回ほどが一般的で、真剣交際へ進むか交際終了するか判断します。
複数のお相手と同時に交際もできますし、仮交際期間中に別の人とお見合いすることも可能です。
初デート後にお断りの連絡が来て、交際が終了する割合は約7割というデータもあります。
ですから、仮交際に進んでも浮かれてはいられません。
複数の相手と同時進行している場合は絶対に名前やその他の情報を間違わないように注意してください。
お相手と話した内容や情報をノートにそれぞれまとめています。
デート前日や直前まで見返して間違わないように気をつけますね!
電話やLINE、デート(食事、水族館や好きなこと)を一緒に楽しみながら人柄や価値観や性格などをお互いに理解し合えるように関係構築をしていきましょう。
悩んだら仲人さんにすぐに相談しましょう。
悩んだ時に第三者の意見はとても大切です。
仲人さんは色んな方の婚活に携わっているので、あなたが今どうするべきか一緒に考えてくれます。
私は友達みたいに「こんな話の話しました〜」っていう感じで気軽に仲人さんに連絡していました。
何か相談があってもその時の状況をすぐに判断して気持ちの後押しをしてくれたり、一緒にどうすればいいか考えてくれてとても頼もしかったです。
仮交際での相手との関係構築の考え方
お相手とたくさん話してお互いを知っていくことが大事です。
まだお互いにいいいところしか見ていないし、これから素の部分やブラックな部分を出していきますよね。
そういう部分を素直に出していけるか、自分も受け入れられるか、今後の交際を通して考えていきましょう。
一生一緒にいるお相手探しなので、一緒にいる時間が楽しくなきゃ死ぬまで一緒にいることは無理ですよね。
仮交際の段階では小難しい話はそんなにしなくてよくて、まずは2人でいる時間が心地いいか、心地いい時間を作っていけるかフィーリングを確かめてください。
関係が構築できていない段階で、深い話をしてもよく見られたい!って思って猫かぶってしまうと、それが後々自分の首を絞めることになります。
本心をまずはさらけ出せることができる関係に早くなれるように、連絡をしっかりとったり、デートもこまめにすることが重要です。
デートの進め方
仮交際を成功させるためには、デートの頻度とコミュニケーションの質が重要で、週に1回程度のペースでデートを続けるのが理想的です。
そして大切なのは、長時間会うことではなく、こまめに連絡を取り合い、頻繁に会うことです。
お互いをよく知るためにたくさん話しましょう。
1回目デート
お見合いから1週間以内に設定するのがおすすめです。
お見合いではたった1時間しか会っていないため、初回デートまでの期間が空きすぎると、お互いの気持ちが冷めてしまう可能性があります。
デート時間の目安はは2〜3時間で、ランチやお茶だけしましょう。
もし初回デートが1週間以上先になりそうな場合は、15分〜30分でも電話で話したり、Zoomを使ってオンラインデートをすることを検討しましょう。
気持ちが冷めるのを防ぎ、お互いの関係を維持することができます。
2〜3回目デート
5〜6時間を目安に食事+αで半日デートをしてみましょう。
徐々に長時間のデートに移行することで、相手との相性をより深く理解することができます。
例えば、会話が沈黙したときどう感じるか、違和感を感じないかなど、長い時間一緒に過ごすからこそ分かる感覚を知ることも大切です。
おすすめプラン
①ランチ
まずは11時半〜12時ぐらいに待ち合わせし、少し早めのランチで食事を楽しみましょう。
会話の内容はお見合いや初デートの振り返りや、LINEでやりとりした内容を話したり、お互いのことを話して距離を縮めることを意識しましょう。
相手の素敵だと感じたところはきちんと伝えましょう!
お見合いや初デートでどんな話をしたかをノートに取っておくと、後々「こんな話をしたよね」と振り返ることができます。
「前回の会話を覚えている」ということは相手に好印象を持ってもらえます。
②二人で行きたい場所へ
食事の後は、2人で行きたい場所にいきましょう。
事前に行きたい場所を決めておくとデートもスムーズです。
例えば、観光スポットや公園など、お互いが楽しめる場所を選ぶと良いです。
楽しい時間を過ごしながら、居心地の良さを確認しましょう。
③カフェ
最後に、時間に余裕があればカフェで甘いものを楽しみながら、ゆったりと過ごすのがオススメです。ランチ中に盛り上がった話題を引き続き話すこともできますし、ここで結婚観について話してみるのも良いと思います。
落ち着いた環境で深い話をすることで、お互いの価値観をより理解できます。
まだ深刻な話をする必要はありませんが、将来の結婚観や理想の家庭像について話してみましょう。
真剣交際への告白
まず真剣交際とは、結婚を前提にお互い1人だけと交際すること。
本当の恋人になるということです。
真剣交際への告白のタイミングは相手の気持ちが分からないのに突っ走ってしまうことがあるので気をつけてください。
「3回デートしたからそろそろ告白かな」っと考えて告白しても、相手の気持ちがまだ固まっていない場合も十分にありえます。
結婚相談所では仲人に相談することで「好意の確認」が可能です。
真剣交際に進みたいと思っているみたいですが、そちらはどうですか?
こちらの会員さんも進みたいと思っていますよ。
このようなやりとりを仲人同士が行い、返事を聞いてから告白するのが通常の流れです。
もちろん好意の確認や真剣交際の告白は男性、女性どちらからでも問題ありません。
仮交際終了
仮交際の終了は直接相手に伝えません。
仮交際終了を決めたら、担当の仲人さんに連絡し、結婚相談所を通してお相手に伝えられます。
お互いの仲人さん2人を経由するため、お相手に終了が伝わるまでにタイムラグが発生します。
タイムラグがあるので、自分は交際終了を伝えたのに相手から連絡が来る可能性もあります。
ですが、その場合は絶対に返信しないようにしてください。
仮交際終了を決めている以上、連絡を取り合うことは意味がありませんし、相手に期待を持たせてしまうことにもなります。
罪悪感が湧くかもしれませんが、結婚相談所は結婚を目指す場であり、相手もそのことを理解しています。
だからこそ、罪悪感を感じる必要はありません。
〇〇さんに交際終了したんですけど、次のデートいつにしますか?って連絡がきて・・・
どうしたらいいですか〜?
良くしてもらったのに断って、罪悪感があって・・・
返信しないようにしてね!
相手の仲人さんから〇〇さんに交際終了の連絡が行くと思うから。
今回はうまくいかなかったけど、〇〇さんは別の運命の人がいるので、罪悪感は抱く必要はないよ。
交際終了後は、お互いの連絡先を削除し、今後会うことはありません。
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