
前回の【37歳初産】妊娠8ヶ月の体験談では、出産前最後の美容院や胎児超音波心臓スクリーニング検査、RSウイルスワクチンの接種、そして赤ちゃんの性別が分かったことについてお話ししました。
今回は、妊娠9ヶ月(32週〜36週)の出来事をまとめています。
妊娠34週の健診で切迫早産と診断され、そのまま入院することになりました。
その後、手術日の変更を経て、妊娠36週6日で緊急帝王切開となり、無事に赤ちゃんを出産しました。
出産までは何が起こるか分からないことを実感した1ヶ月でしたが、入院前に準備していて助かったことや、入院中の過ごし方についてもあわせてご紹介します。
妊娠中の経過や出産のタイミングには個人差がありますが、私の経験が、妊娠後期を迎えた方や出産を控えている方の参考になれば嬉しいです。
妊娠34週、切迫早産で緊急入院

妊娠34週の健診で、「切迫早産」と診断され、そのまま入院することになりました。
① 健診を受ける
↓
② 切迫早産と診断
↓
③ そのまま入院

前回の健診では、「子宮頸管が短くなってきている」と言われていたため、「もしかすると入院になるかもしれない」とは思っていました。

それでも、実際に先生から「切迫早産です。そのまま入院しましょう。」と伝えられたときは、不安や戸惑いで頭がいっぱいになりました。
出産までは本当に何が起こるか分からない。そう実感した出来事でした。
入院前に準備していて助かったこと

妊娠34週で突然入院することになりましたが、それまでに少しずつ準備を進めていたおかげで、とても助かりました。
・ベビー用品の準備 ・・・慌てずに必要なものをそろえられた
・入院バッグの準備 ・・・突然の入院でも安心
・産後の手続きリスト作り・・・退院後に調べる負担を減らせた
ベビー用品や入院バッグは完璧ではありませんでしたが、ある程度準備できていたおかげで、夫にすべて任せずに済みました。

自分で納得しながらベビー用品を選べていたことも、良かったと感じています。
また、退院後は赤ちゃんのお世話で忙しく、手続きを一から調べる余裕はほとんどありませんでした。

入院中でも調べることはできますが、この時は精神的にもしんどかったので、私は入院前に準備しておいて本当に良かったと思っています。

出産まではまだ少し時間があると思い、「そんなに急がなくても大丈夫かな」と感じていました。
でも、突然入院することになり、やるべきことは早めに済ませておいて本当に良かったと実感しました。
入院生活の過ごし方

1日のスケジュール
切迫早産で入院中は、基本的にベッド上で安静に過ごしていました。
・朝食前:助産師さんの回診
・8:00 朝食
・朝食後:点滴交換・検温・血圧測定・NST(赤ちゃんの心拍やお腹の張りを確認)
・12:00 昼食
・18:00 夕食
・夕食後:助産師さんの回診
・22:00 消灯
週1回
・内診(子宮頸管の長さを確認)
週3回
・シャワー

張り止めの点滴は24時間つけたままだったので、寝返りを打つだけでも一苦労でした。
動くたびにチューブが気になり、思うように体勢を変えられず、想像以上にストレスを感じました。
ベッドの上での過ごし方
入院中は、ベッドの上で安静に過ごすことが何より大切でした。
「食べて寝ることが一番の安静」と言われていたため、自然と自由な時間も多くありました。
・テレビを見る
・漫画を読む
・スマホを見る
・まちがい絵さがし
・昼寝
・夫への手紙を書く

特におすすめだったのはまちがい絵さがしです。
頭を使いすぎず、気分転換にもなったので、暇な時間を過ごすのにぴったりでした。
私が使っていた「まちがい絵さがし」はこちらのシリーズです。

入院中には、もうすぐパパになる夫へ手紙も書きました。
本当は手術前日に渡す予定でしたが、その前に破水して緊急帝王切開になったため、実際に渡せたのは手術が終わってからでした。
予定とは違うタイミングになりましたが、夫はとても喜んでくれて、書いておいて本当に良かったと思っています。
赤ちゃんのことを考えて不安になる日もありましたが、「今は赤ちゃんのために休む時間」と自分に言い聞かせながら過ごしていました。
手術日が変更になった理由

当初は妊娠38週で予定帝王切開の予定でしたが、入院中に手術日が37週に前倒しになりました。
・切迫早産になり、いつ生まれてもおかしくない状態になったため
・37週から「正期産」となるため
・37週以降は、赤ちゃんが外の環境でも生活できる身体に発育しているため
そのため、37週に入るタイミングで、安全を優先して手術日が変更されました。
先生からは、37週より前に陣痛が来て、夜間に緊急帝王切開となる可能性もあると説明を受けました。
その場合、日中に比べて対応できる医療スタッフが少なく、小児科医が不在のこともあるとのことでした。

最初は手術日が早まると聞いて、「赤ちゃんが早く生まれてきて大丈夫なのかな」と、
不安な気持ちでいっぱいでした。

でも、先生から変更理由について丁寧に説明を受け、不安に思っていたことも一つひとつ質問しました。
納得できたことで、「赤ちゃんと私にとって、一番安心できる選択なんだ」と思えるようになりました。
妊娠36週6日、緊急帝王切開になった経緯

突然の破水から手術までの流れ
予定帝王切開を明後日に控えた、妊娠36週6日のことでした。
「明日から正期産だから、予定通り手術になるだろう」と思っていた矢先の出来事でした。
① ベッドで横になっていると、水っぽいものが止まらず違和感を感じる
↓
② ナースコールを押し、助産師さんに確認してもらう
↓
③ 「破水している」と診断される
↓
④ 緊急帝王切開が決定
↓
⑤ 点滴などの処置を受けながら手術の準備
↓
⑥ 夫へ連絡し、そのまま手術室へ

最初は「おしっこかな?」と思いましたが、止まらない水っぽい感覚に「いつもと違う」と感じ、すぐにナースコールを押しました。

ちょうど日中だったため、小児科の先生や麻酔科の先生など必要なスタッフがそろっており、安心して手術に臨むことができました。
本当にタイミングに恵まれていたと感じています。
緊急帝王切開が決まったときの気持ち
突然のことだったので、「本当に今から手術なの?」と気持ちが追いつかず、不安でいっぱいでした。

突然の破水からあっという間に手術が決まり、何が起きているのか理解するだけで精一杯でした。
そのとき、助産師さんがこんな言葉をかけてくださいました。
「赤ちゃんは、自分で生まれるタイミングをちゃんと選んで生まれてくるんですよ。」
その言葉を聞いて、不安でいっぱいだった気持ちが少しずつ落ち着いていきました。

そのとき、「私がしっかりしないと。お母さんになるんだから。」そう思った瞬間、不思議と覚悟が決まりました。
緊急帝王切開の手術の様子

手術室に入ってから出産まで
手術室へは、ベッドのまま移動しました。
手術室に入ると、大きなライトや器具の音が響き、まるでドラマのワンシーンのような非日常の空間でした。

「いよいよ手術が始まるんだ…」と緊張と不安でいっぱいでしたが、スタッフの皆さんが優しく声をかけてくださり、少し気持ちが落ち着きました。
① ベッドのまま手術室へ移動
② 麻酔(私は1回では効かず、2回行いました)
③ 下半身の感覚がなくなり手術開始
④ 赤ちゃん誕生

手術中は、お腹を押されるような感覚が続いていました。
不安もありましたが、心の中では「無事に生まれてきてくれますように。」と、祈る気持ちでいっぱいでした。
先生から「赤ちゃんが出ますよ。」「生まれましたよ。」と声をかけてもらい、その直後に「オギャー!」という元気な産声が聞こえました。

その瞬間、嬉しさ・安心・感動が一気にこみ上げ、涙が止まりませんでした。
出産の記念に撮ってよかった写真
私の病院では、帝王切開中は家族がスマートフォンなどで撮影することはできませんでした。
手術スタッフさんに記念写真を2枚撮っていただけましたが、自分たちで出産直後の様子を残すことはできません。
病院によって撮影ルールは異なるため、事前に確認しておくと安心です。
そこで、夫には手術中に病院から見えた空の写真を撮っておいてもらいました。
・出産した日の思い出として残せる
・当日の気持ちを思い出せる
・あとから見返すと、その日の景色まで思い出せる

今でもその写真を見ると、赤ちゃんが生まれた日のことを鮮明に思い出します。
病院によって撮影ルールは異なりますが、特別な準備がなくても残せる思い出なので、これから出産を迎える方にもおすすめしたいです。
帝王切開直後の様子

一番つらかったのは子宮収縮の確認
手術が終わって病室へ戻ると、まだ下半身には麻酔が効いていて、思うように体を動かすことはできませんでした。
時間が経つにつれて、麻酔が少しずつ切れ始め、傷の痛みは徐々に強くなっていきました。
・子宮の戻り(子宮収縮)を確認するため、お腹を押される処置
・助産師さんが何度もお腹を押して確認する
・私は出産で経験した痛みの中で一番つらいと感じました

助産師さんは、「痛みが我慢できなかったら、すぐに言ってくださいね。」と優しく声をかけてくれました。
それでも涙が出そうになるほど痛く、本当に大変でした。

痛み止めを使うこともできるので、無理せず「痛い」「つらい」と伝えてくださいね。
帝王切開直後の体の状態
・下半身にはまだ麻酔が効いていて、足は動かせない
・心拍・血圧・酸素濃度などをモニターで管理
・点滴で抗生剤や痛み止めを投与
・尿道カテーテルが入ったまま
・フットポンプで血栓予防

私は帝王切開で出産しましたが、自然分娩でも帝王切開でも、出産は本当に大変だと実感しました。
実際に経験してみて、世の中のお母さんたちのすごさを改めて感じました。
まとめ
妊娠9ヶ月は、切迫早産による突然の入院や手術日の変更、そして緊急帝王切開と、想像していなかった出来事が次々と起こりました。
不安や戸惑いを感じることも多く、「出産は本当に何が起こるか分からない」と実感した1ヶ月でした。
それでも、赤ちゃんの元気な産声を聞いた瞬間、それまでの不安や大変だった気持ちが一気に喜びへと変わったことを今でも鮮明に覚えています。

出産は、計画通りにいかないことのほうが多いものです。
私自身も、予定していた帝王切開ではなく、破水による緊急帝王切開となり、不安や戸惑いの連続でした。
それでも、「赤ちゃんが生まれたい」と選んだその瞬間に立ち会えたことは、一生忘れられない大切な思い出です。
これから出産を迎える方も、不安な気持ちになることがあるかもしれません。
でも、どんなお産の形であっても、赤ちゃんに会えた瞬間の喜びは、きっと想像以上です。
無理をせず、周りの人や医療スタッフの力も借りながら、自分のペースで出産の日を迎えてくださいね。
この体験談が、これから出産を迎える方や、帝王切開を控えている方の参考になれば嬉しいです。


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